ソウル照覧

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【ダークソウル考察】五行思想で考察したら、<ロザリアの指>が特定できたかもしれない説~5~

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※ご注意※

以降の考察では<暗月の剣> <青の守護者>と<ロザリアの指>の敵対関係に関する考察も述べていきますが、決して誓約同士の不仲を煽る意図はありません。また他プレイヤーのロールプレイに口を挟むつもりもありません。あくまで筆者個人の考察による内容ですので、その点をご留意いただいた上でお読みいただきますようお願いいたします。

 

 暗月の剣・青の守護者の誓約者たちを二枚舌と評する<ロザリアの指>

ここで誓約<暗月の剣> <青の守護者> <ロザリアの指>の特徴をおさらいしておきたい。それぞれの誓約についての基本的な概要は以下のようになる。 

<暗月の剣> <青の守護者>

誓約中の効果

  • 闇霊に侵入されている"青教"の誓約者の元へ自動で召喚される。(自分がいるエリア以外も対象)
  • 召喚先で闇霊を倒す、又はホストがボス部屋に入ると「約定の証」を入手。
  • 召喚先の闇霊が誓約"神喰らいの守り手"だった場合、「特別な約定の証」を入手。

 ※https://kamikouryaku.net/darksouls3/?%E8%AA%93%E7%B4%84より抜粋

 約定の証のテキストより

古い青教との約定に基づき

神の敵たる闇霊を狩った証

 

耳のない死体は恐怖の対象となり

人々は暗月の剣と、神の敵たる不敬を知るだろう

それが影の太陽の永の使命なのだ

 特別な約定の証のテキストより

二枚耳の闇霊は、特に罪深い者たちであり

何らかの神を直接冒涜した印であるという

使用すると、二つの「約定の証」になる

 

<ロザリアの指>

誓約中の効果

  • 青ざめた舌を集める闇霊の誓約。装備中は"ロザリアの指"という二つ名が付く。
  • 闇霊として侵入し、ホストを倒すと「青ざめた舌」が手に入る。
  • 青の守護者、暗月の剣の霊体を倒すと「青ざめた二枚舌」(通常の舌2枚分)が手に入る。

https://kamikouryaku.net/darksouls3/?%E8%AA%93%E7%B4%84より抜粋

青ざめた舌のテキストより

赤い瞳の侵入者たちが火の宿主を倒した証。

舌を奪って証しとするやり型は元はある侵入者集団の流儀であったという。

彼らはそれを、声なき女神に捧げるらしい。

 青ざめた二枚舌のテキストより

赤い瞳の侵入者たちが

自らを狩る青霊を返り討ちにした証

 

闇霊を狩る者たちは

古い青教の約定に基づき神を騙る

その証拠に、その舌は常に二枚である

使用すると、二枚の「青ざめた舌」になる

 

このように <暗月の剣>と<青の守護者>は、闇霊(ロザリアの指)に侵入されている<青教>誓約者の元へ自動召喚される。召喚された先で闇霊を狩ることが彼らの役目となっている。

 

つまり<暗月の剣> <青の守護者>の誓約者と、<ロザリアの指>の誓約者は互いに敵対する関係にあることがわかる。

 

この時点で、多くの読者はこう思うだろう。

グウィンドリンは元暗月騎士団の総長であり、<暗月の剣>は彼による誓約だったのだから(3になってヨルシカに引き継がれた)、<ロザリアの指>とは敵対関係に違いないじゃないかと。

 

よって「グウィンドリンが<ロザリアの指>となることなどありえない」とも。

 

最もな指摘である。だがここでまた、ひねくれ者の筆者はこう考えるのである。

 

一体<ロザリアの指>の誓約者たちは、何を理由に<暗月の剣>や<青の守護者>の誓約者たちを、「神を騙る」あるいは「二枚舌」と見ていたのだろうと。

 

そこまで敵視するからには、やはり相応の理由があるのではないか?と。

 

もちろん、互いに敵対する誓約なのだから、相手方に対してネガティブな評価を下すのは普通の反応だと言える。

 

だが「神を騙る」「二枚舌」という評価が突出しているのが気になる。これらのキーワードには両方とも<嘘>の意味が込められている。

 

敵方を単に罵るだけであれば、他の文言でも良かったはずなのに、

<青ざめた二枚舌>のテキストでは、<暗月の剣>や<青の守護者>に

対する評価を<嘘>に集中させている。

 

どうやら双方の誓約における関係性には、単純に狩った狩られただけでは語れない要素が秘められているようである。

 

ひょっとするとそれこそが、グウィンドリンと<ロザリアの指>が

どう関わっていたのかを示すヒントになっているのであるまいか。

 

<ロザリアの指>たちはグウィンドリンを敵視していた?

そこで改めて、<ロザリアの指>達が獲得できる<青ざめた二枚舌>の意味について考察してみたい。

 

青ざめた二枚舌のテキストより

闇霊を狩る者たちは

古い青教の約定に基づき神を騙る

その証拠に、その舌は常に二枚である

 

 この文面からして、<青ざめた二枚舌>は<暗月の剣> <青の守護者>が神を騙る証拠物件としてみなされていることが覗える。

 

<暗月の剣>・<青の守護者>の誓約者たちは神を騙るという……ここを素直に読み解くならば、<暗月の剣>・<青の守護者>の誓約者らが、偽りの<神なるもの>を神だと人々に語っているという解釈になる。

 

これら2つの誓約はともにある神との関連が深い。

そう、暗月の神グウィンドリンである。

 

<暗月の剣>はダークソウル1でグウィンドリンを騎士団総長とする

誓約であり、<青の守護者>の誓約は青教の信徒を守ることを使命としている。

 

誓約のアイテムテキストにグウィンドリンの名は明確に記述されてはいないものの、<青の守護者>のシンボルは月と剣があしらわれた<暗月の剣>とほぼ同じ形をしている。

 

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https://wiki3.jp/darksouls3item/page/23より抜粋


この点から<暗月の剣> <青の守護者>の誓約者たちにとっての<神>とは、グウィンドリンを指しているということがわかるのである。

 

テキストからすると<ロザリアの指>の誓約者たちは、<暗月の剣> <青の守護者>が神を騙る存在だと思っている。

 

つまり<ロザリアの指>はグウィンドリンを偽りの神とし、正統な神ではないとしていると解釈できるのである。

 

~次回に続く~

 

※ダークソウルの解釈はこれが正解というものがなく、どう解釈するかは個人の自由です。あくまで一つの考察としてお楽しみください。