ソウル照覧

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【ダークソウル考察】五行思想で考察したら、<ロザリアの指>が特定できたかもしれない説~4~

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グウィンドリンは本当に<ロザリアの指>だったのか?

グウィンドリンが<ロザリアの指>となる動機は、充分すぎるというほどあった。

 

しかし動機があっても、グウィンドリンが<ロザリアの指>であったと結論づけることはできない。

 

動機の次に肝心なのは、

 

グウィンドリンはロザリアの指として活動していたのか?という点、

そしてグウィンドリンは生まれ変わりを果たしていたのか?という点

 

である。これらの点について説明できなければ、グウィンドリンが小指を担当していたという説は成り立たなくなる。

 

本編の主なストーリーでは、グウィンドリンと<ロザリアの指>との関係が語られることはない。

 

しかし、彼らに関連する情報の中に、考察材料となる情報はたしかに存在していたのである。

 

それではいよいよ、グウィンドリンと<ロザリアの指>の関係性について迫ってみよう。

 

<青ざめた二枚舌>はグウィンドリンと<ロザリアの指>を繋ぐヒントだった?

グウィンドリンが<ロザリアの指>となっていたのであれば、もちろん、指として活動していたかどうかを考察する必要がある。

 

<ロザリアの指>の主な活動は<青ざめた舌>を、深みの聖堂に鎮座する

生まれ変わりの母ロザリアに捧げるというものである。

 

ロザリアの権能で生まれ変わるには、<青ざめた舌>を捧げなければならない。

 

よってグウィンドリンが生まれ変わりで、

外見を変更するには<青ざめた舌>が必要になる。

 

とはいえ、誓約を結んでいるのであれば、

ロザリアが死んだままでも生まれ変わりはできる。

 

また、ロザリアのソウルを戻すと、ロザリアは復活する。よって彼女を殺害してから、無理矢理生まれ変わるという手もある。

 

だが、この点からするとグウィンドリンが本当に

ロザリアの指として活動していたと判断するのは難しい。

 

仮にロザリアを殺害してから転生したとしても、次は誰がロザリアを

復活させたのかという話になってしまい、ここまで来ると考察の余地はほとんど無くなってしまう。

 

やはり情報が少なすぎるのが辛いところだが、活路が無いというわけではない。

 

ここで筆者が注目したのは、誓約<暗月の剣>・<青の守護者>と

<ロザリアの指>における関係性である。

 

<ロザリアの指>は他者の世界に侵入すると闇霊となり、

<暗月の剣>・<青の守護者>の誓約者を倒すと<青ざめた二枚舌>を得ることができる。

 

この<青ざめた二枚舌>は<青ざめた舌>2枚分としてカウントされる

アイテムであり、人間性で言う<人間性の双子>と同じ仕様となっている。

 

青ざめた二枚舌のテキストより

赤い瞳の侵入者たちが

自らを狩る青霊を返り討ちにした証

 

闇霊を狩る者たちは

古い青教の約定に基づき神を騙る

その証拠に、その舌は常に二枚である

 

使用すると、二枚の「青ざめた舌」になる

 

上記のテキストでは「闇霊を狩る者たちは、古い青教の約定に基づき神を騙る。その証拠に、その舌は常に二枚である」と記述されている。

 

「闇霊を狩る者たち」とは<暗月の剣>・<青の守護者>の誓約者を指しており、彼らは「神を騙る」ために二枚舌ということになっている。

 

<ロザリアの指>である闇霊が、<暗月の剣>・<青の守護者>を討ち

取ると、<青ざめた二枚舌>によって通常より多くの<青ざめた舌>が手に入る。

 

この関係性もさることながら、テキストに記されている「神を騙る」・「二枚舌」というキーワードから、何かきな臭いものを感じる。

 

一つ一つ見ていこう。まずは<暗月の剣>・<青の守護者>と<ロザリアの指>の関係性、そしてそこにどうグウィンドリンが関わっていたのかを考察することで、ある一つの可能性が見えてくる。

 

グウィンドリンはおそらく、<暗月の剣>・<青の守護者>・<ロザリアの指>全てに関わっていた。その論拠をこれから順に述べていきたいと思う。

 

~次回に続く~

 

※ダークソウルの解釈はこれが正解というものがなく、どう解釈するかは個人の自由です。あくまで一つの考察としてお楽しみください。